ダイハツ京都工場での仕事って実際どうなの?というご意見を多く頂きましたので、今回は働いていた方の体験談をインタビューしてまいりました。
「作業はやっぱりきついの?」
「派遣会社はどこを使ったの?」
「どれくらい貯金できた?」
「年収はいくらくらい?」
「入社して後悔しなかった?」
皆様から寄せられた気になる点をまとめましたので、今後の転職活動の参考にしてください。
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管理人
以下より、実際に働いていた方の体験談となります。
簡単な当時の自己紹介をお願いします
ダイハツ京都入社前の私は23歳で、愛媛県に住んでいました。
県外からの赴任でしたが、実家に出戻りをしたので赴任旅費は支給されませんでした。
最終学歴は大卒となります。
性別は男です。
2018年4月〜2021年4月の間にダイハツ京都工場で勤務していました。
ダイハツ京都への入社のきっかけは?
前職が業務量が多くサービス残業のひどい会社で退職を決意し、転職先を探していました。
給料の低さが不満だったため、年収が上がる転職先を探していたところ、知り合いから自動車工場の求人は稼げるということを教えてもらいました。
私の地元である京都にダイハツの自動車工場があることを思い出しダイハツのホームページから求人情報を見てメールしたところ、派遣会社である日総工産から電話があり面接、職場見学の日程を決め職場見学後、入社を決めました。
入社の決め手は日勤のみだったことと、高時給で年収が高かったことです。
ダイハツ京都と日総工産の面接について
日総工産での面接は簡易的なもので、
一般的な質問と一般常識を図る簡単なテストを行いました。
過去に自動車工場に勤めていたか質問されたので経験者は考慮される可能性がありますが、希望の配属先を聞かれるなどはありませんでした。
一番印象的だったのは指の関節がちゃんと曲がるか?機能しているか?などのテストがあり、製造業独特の確認だったのかもしれません。
ダイハツに入社後も体力テストやボルト、ナットをきちんと締めれるかのテストがありました。
ダイハツ京都工場での仕事内容は?
私が配属されたのは、ダイハツ京都組手課のシャーシラインでした。
シャーシとは車の足回り部品のことで、タイヤ、ブレーキ、サスペンションなどを取り付ける場所になります。
私が担当していた行程では、頭上を車が流れ、トルクレンチなどの工具を使い、部品の締め付け確認、部品の取り付け確認、トラブル応対、などをする行程でした。
組立課では他にエンジンライン、ドアライン、などがありました。
私が働いていた時の京都工場では、プロボックス、ムーブキャンパス、パッソを製造していて、約100秒に1台のペースで製造され、トータルで一日にだいたい280台ほど製造されていたと思います。
ダイハツ京都の月収、年収はいくら?
派遣社員なので時給制になり、日総工産では時給1650円でした。
又、日総工産では3ヶ月に一回寸志として6万円が貰えました。
繁忙期は販売店の決算に合わせるため、11月頃から忙しくなり4月頃まで忙しいですが、ダイハツでは1日の残業時間は3時間まで、休日出勤は2回までと決まりがあります。
その中で私の月収は平均40万円ほどで、寸志等の手当も含めると年収は500万円を超えていました。
製造業の現場では大卒も高卒も給料は変わらないので、学歴問わず年収500万円を超えるのは凄いなと感じていました。
大学時代の友人の中には年収500万円以下で働いている人も多くいたので、しっかり稼げる現場であることは確かです。
ダイハツ京都の仕事で、貯金はどれくらいできましたか?
日総工産では寮費が無料になったり、食事手当もあるおかげで貯金することができ、3年間で300万円ほど貯金することができました。
はっきり言って上記の金額はかなり贅沢しての金額で、節約すれば400万円くらい貯めれたと思います。
前職は何をしていましたか?
前職はパチンコ店に勤務していて、店舗運営である電話応対、データ入力、接客、筐体の管理、メンテナンス、新台入替などの業務をしていました。
最初に軽く触れましたが、業務量が多くサービス残業のひどい会社でした。
日総工産の対応はどうでしたか?
初めての派遣会社で不安がありましたが一人担当の方が付いて下さり、色々なフォローをしてもらいました。
とても良い印象がありますが、逆にその担当の方以外とは関係がないので、日総工産全体の雰囲気はわかりません。
ダイハツが休業になったときにはしっかり休業補償があり、派遣社員を手厚く扱っていたと思います。
退職するときもすんなり辞めることができ、残っていた有休も良い形で消化してもらいました。
ダイハツ京都工場ではどんな人が働いていましたか?
老若男女問わず様々な人が働いていました。
グローバル化を目指しているのか、少数ですが外国の方もいました、もちろん日本語が通じる方だけです。
一番多いのは20代、30代の男性が多かったと思いますが、一人一人適性を見て配属されるので女性でも安心して働けると思います。
中には癖の強い人や、1週間以内に辞めていく人もいますが、基本的に一人で仕事するので気になりません。
ダイハツ京都で実際に働いてみての率直な感想は?
正直きつかったです(笑)
9時間拘束の8時間労働なのですが、2時間ごとに休憩があるとはいえ基本的にずっと動いているので、きついの一言です。
考えてみてください、スポーツでもサッカーは90分、フルマラソンでも4~5時間くらいです、きつくないわけがない!
しかも仕事は流れていく車のペースに合わせるので、自分のペースで働くことができません。
しかし、仕事自体は簡単な内容でルーティンワークなのですぐに慣れることができます。
前職と比べると仕事とプライベートがはっきりしていてGW、夏期休暇、年末年始休暇などの、長期休暇もあり、私が働いていた京都工場では日勤のみだったので、とても働きやすい環境にあったと思います。
一人で仕事をしたい人、黙々と作業したい人、短期間でがっつり稼ぎたい人にはおすすめです。
仕事にやりがいやたくさんの人と協力して仕事を進めたい人には向いていないかもしれません。
ダイハツ京都工場の良かったところを教えてください
京都工場はダイハツの中で唯一日勤のみの工場で、ライフワークバランスに優れていたと思います。
立地は阪急、京阪の駅が近くにあり、京都からも大阪からも通勤しやすく、交通の便に優れていました。
工場勤務は都会から離れた辺境の地で作業することも多いので、その点でダイハツ京都は苦労することがないのが嬉しいです。
管理人
インタビューはここまでとなります、ありがとうございました!
終わりに
いかがでしたでしょうか?
個人的には学歴不問で年収500万円、3年で貯金額300万円(贅沢しなければ400万円)というのはかなりいいのではと感じました。
また、実際の作業はきついと正直なお声を頂けたのも良かったです。
工場や派遣会社は一人でも多く採用者を増やしたいので、仕事のデメリットは教えてくれないことも多いですからね。
ただ、きつい仕事ではあるものの、日勤というのもポイント高いですね。
生活リズムは崩したくないけれど、頑張って短期間でがっつり稼ぎたい方にはうってつけの職場なのではないでしょうか。
当体験談が、皆様の転職活動に少しでも役立つことを祈っております。
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